映画『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』オススメしたいけどオススメしたくない理由
映画『オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』を観てきました。
昨年放送されたミステリー系のアニメ作品。
私は当時、録画したものを1ヵ月程遅れて観始めたのですがあまりにも気になる展開に一気に観まくり、後半は観るのがもったいないという理由で最終話まで数話録り溜めるという謎の我慢をしていました。
アニメ自体はヒヤッとするような気になる展開で終了し、続編を待ちわびていた中の映画公開。ネタバレを踏まないよう、事前情報をほとんど見ずに映画館へ向かいました。
映画を観た感想を正直に言うと、オススメしたいけどオススメできないといったところ。なぜこんな感想になってしまったのかをストーリー自体には触れずに書いていこうと思います。
アニメの総集編的内容が98%だった
まず、映画のほとんどの内容がアニメの総集編的な内容でした。
私は断片的な内容しか覚えていなかったので、「こんな話だったよね~」と思い出しながら観ることができましたが、「映画ためにアニメ一気見したぜ!」的な人には非常につまらなく感じると思います。
映画を観るよりアニメをオススメしたい
映画がアニメの総集編なので、アニメを観てない人にもオススメ!と言い切れないのがこの映画の難しさ。アニメが良すぎるんです…。
というのも、アニメの魅力は怒涛の伏線回収。前半では何も関係ないように思えるストーリーが全て繋がっていることが分かる後半に面白さが凝縮されているのです。
映画ではアニメの最終回まで内容が分かったうえで話が進むため、初見では種明かしをしながらマジックを見ているような状態になってしまいます。
続編もありそうだからお金を落としたい
先程、アニメの総集編的内容が98%だと書いた通り、2%くらいは新要素があります。
これも非常に気になる展開で終わってしまったため、人にオススメはできないと言っておきながらも、私はこの2%だけでも映画を観た意味があったと感じています。
ただ、肩透かしをくらった感はあったので、最初から「アニメの総集編!新要素もちょこっとあるよ!」と言われた方が良かったかなと思いました。
この映画が続編のための資金集め的なものであれば納得がいきます。いっそのことクラウドファンディングでも何でもやってくれ~!
4月11日からアニメの再放送があるので観て
なんと4月11日からアニメの再放送が決まっています。
ここがちょっと不思議な点で、4~6月の放送だと映画の公開がとっくに終わってしまうんですよね。なぜ1~3月の再放送にしなかったのか。
となるとアニメの再放送が終わるタイミングで、続編にまつわる何らかの発表があるのではないかと私は勝手に期待をしております。
とにかく観てない人はアニメを観てください。伏線の回収がすごいから!!!!